レーシックに人気が集中し始めてきた現在、それを逆手にとった悪質なレーシッククリニックが出てきています。
成功事例を多く公開し、実は全てが偽りで経験がほとんど無いような医師が手術をしていることもあるので注意が必要です。 もし目に何らかの病気や疾患を持っていたり、特定の症状がある場合におきましては、治療を断念しなければいけません。
これは事前の検査で判明しますので、担当医の決定に従うこととなります。
レーシック手術を残念ながら受けることの出来ないケースというのは、目に何らかの疾患がある場合となります。
レーシックは、とても敏感な部分である目を取り扱うため、どうしても治療を受けられる人に制限が出てきてしまうのです。
緑内障や白内障の方、ぶどう膜角膜やヘルペス性角膜炎を引き起こしたことのある方はレーシック手術が出来ません。
さらに角膜疾患を起こす可能性のある薬を飲んでいる方も断られてしまうことになります。
《レーシック情報》目の病気や疾患を持っている人ブログ:22 11 2023
僕が幼稚園に入園した日、
忘れられない思い出がある。
新しいカバンに、新しい遊び着、新しいお道具箱…と揃った中に、
ただひとつ、母親が手作りしてくれたものがあった。
それは「ひよこの座布団」。
当時、園児は全員座布団を使用していた。
そのほとんどは集団購入したもので、
デザインはたしか、
男の子は青、女の子は赤色、
厚さが三、四センチはありそうなふかふかとしたもので、
座面には可愛らしいひよこのアップリケが施されていた。
みんなとは異なる座布団は、クラスで僕ただ一人。
色は小豆色、薄っぺらでざらざらとした手触りで、
園児が使うにしては、なんとなく違和感があった。
僕は母親に泣きついた。
「僕もみんなと同じ、かわいいひよこのついた座布団が欲しい」
母親はその座布団に
ひよこのアップリケをつけてくれたが、
それでも僕の気分はすぐれなかった。
僕の座布団はとても目立ったので、
僕は隠すように急いで席についた。
早く汚れて新しい座布団を買ってもらおうと、
わざと乱暴に扱った。
しかし、他のお子さんのアップリケは次々とはがれていくなか、
母親が手作りしてくれた僕の座布団は悲しいくらいに頑丈で、
びくともしないまま、卒園を迎えた。
少し成長して、中、高校生になり、
僕は家庭内の状況がわかる年頃になった。
我が家は一家の収入を母親に頼っていた時期があった。
それはどうやら僕が幼稚園に通っていた頃と重なるようである。
僕は「手作りの座布団は経済的に苦しかったからか」と納得し、
その当時も使っていた、
母親が作ってくれた
ひよこの座布団を好意的にとらえられるようになっていた。