《レーシック情報》最も適した治療方法をまずは探すブログ:09 2 2023
今、ぼくの目の前には、1枚のバースデーカードがあります。
このカードは、ちょうど10年前に、
ぼくが生まれて初めてもらったバースデーカードです。
初めてのバースデーカードは、
ぼくが21歳の時につきあっていた恋人がくれた
誕生日の贈り物に入っていたものでした。
当時のぼくは、一人暮らしをしており、
寂しがり屋のくせに、人に会うほうが辛く感じるほど心を閉ざしていて、
ほとんど学校にも行かず、いつも部屋にいました。
今思い出すと、
本当に暗い学生時代だったなぁと笑えてくるほどです。
逆に、恋人はとても忙しい人で、
学校とバイトに明け暮れる連日だったので、
いくらぼくが暇でも、会えるのは一ヶ月に1度くらいでした。
そんなある日、
恋人がぼくの部屋に遊びにきてくれた時のことです。
ふと部屋の一角見ると、
きれいにラッピングされた箱が置いてあるのを見つけました。
恋人が僕に気づかれないように、そっと置いてくれたものです。
開けてみると、センスのいい瓶とコップが入っていました。
包装も恋人自身が箱や小物を買ってしてくれたもので、
とても素敵でした。
ぼくは本当に本当に驚き、
そして胸が熱くなるほど感動しました。
プレゼントに感激したことももちろんですが、
自分の胸が熱くなることに驚きました。
普段一人で部屋の中で、
いろんなことを考える度にネガティブになる自分のことを、
ぼくは暗い人間だと思っていたので、
自分がこんなに感激する心を持っていることに驚いたのです。
人が感動するということは、こういうことなのか…と
ぼくは身をもって知ったのでした。